2026.03.03
働き方で広がる“メンパ格差”の実態が明らかに。派遣社員の7割が心の余裕を失う一方、フリーランスは維持しやすい傾向
《概要》
ディアスタッフ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO:眞野 俊輔)は、全国の働く世代755名を対象に「メンタルパフォーマンス(メンパ)」に関する意識調査を実施しました。
働き方(就労形態)によって精神的な余裕に大きな格差が生じている実態が明らかになりました。特に、派遣社員の72.5%が帰宅後に精神的エネルギーが枯渇状態にある一方、フリーランスの枯渇率は41.8%と最も低く、働き方の自律性がメンタルヘルスを左右する重要な要因であることが示唆されます。
また、若年層を中心に「推し活」が仕事の原動力となる一方、85%以上が給与よりも「心の余裕」を重視するなど、新しい働き方の価値観も浮き彫りになっています。
《調査項目について》
以下の項目についてアンケートを行いました。
1. 働き方による深刻な「メンパ格差」
2. 世代・性別で見る価値観:「推し活」と消費行動
3. 仕事選びの価値観:給与より「心の余裕」
4. 働く人が本当に求める職場環境
1.働き方による深刻な「メンパ格差」
帰宅後の精神的余力が30%以下の「消耗・瀕死」状態にある人の割合(メンパ枯渇率)を働き方別に見ると、顕著な差が見られました。
| 就労形態 | メンパ枯渇率 | 趣味を「頻繁に」諦める割合 |
| 派遣社員 | 72.5% | 37.5% |
| 正社員 | 58.5% | 27.4% |
| アルバイト・パート | 54.4% | 25.8% |
| フリーランス | 41.8% | 17.9% |
| 全体平均 | 55.7% | 26.6% |
派遣社員のメンパ枯渇率は全体平均を16.8ポイントも上回り、最も深刻な状態にあることが判明しました。一方で、フリーランスは41.8%と最も低く、働き方の自律性や柔軟性がメンタルヘルスの維持に繋がっている可能性が示唆されます

また、このメンパの枯渇は、趣味や推し活を「頻繁に」諦める割合にも直結しています。派遣社員は37.5%と最も高く、フリーランスの17.9%と比較すると2倍以上の差があります。

2.世代・性別で見る価値観:「推し活」と消費行動
心の余裕が生まれた際の消費行動からは、世代や性別による価値観の違いが鮮明に現れました。
若年層の「推し活」への強い投資意欲
「メンパが回復し、自由に使える1万円があったら何に使うか」という質問に対し、「推し活」と回答した割合は世代によって大きく異なりました。
| 年代 | 「推し活」への投資意欲 |
|---|---|
| 20代前半 | 59.6% |
| 20代後半 | 56.8% |
| 30代 | 37.1% |
| 40代 | 33.3% |
| 50代以上 | 16.2% |

20代では約6割が推し活に投資すると回答しており、若年層にとって推し活が仕事のモチベーションであり、メンタル回復の重要な手段であることがわかります。
また、働き方別に見ると、アルバイト・パートが40.3%と最も高く、時間の融通が利きやすい働き方が推し活との両立を後押ししている可能性が考えられます。

3.仕事選びの価値観:給与より「心の余裕」
仕事選びの価値観も大きく変化しています。
「給与は並だが、メンパを常に半分以上残せる職場(セーフティ・サステナブル型)」と「給与は高いが、メンパを常にギリギリまで削って成果を出す働き方(ハイリスク・ハイリターン型)」のどちらを選ぶかという質問では、85.6%がセーフティ・サステナブル型を選択しました。ハイリスク・ハイリターン型を選んだのはわずか14.3%に留まり、持続可能で精神的に健康な働き方を求める意識が鮮明になりました。

正社員は「ハイリスク・ハイリターン型」を選ぶ割合が16.9%と最も高く、安定した基盤の上でキャリアや報酬を追求する意欲が他の層より高い傾向が見られました。

4. 働く人が本当に求める職場環境
「こんな職場なら、もっとメンパを維持できるのに!」という自由記述回答(347件)を分析したところ、働く人々が求める条件が具体的に見えてきました。
| 求める職場環境 | 言及率 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 労働時間・残業の削減 | 17.6% | 「残業がない」「定時で帰れる」など、プライベートな時間を確保できる環境 |
| 人間関係の良好さ | 14.1% | 「上司が守ってくれる」「人間関係が良好」など、心理的安全性が高い職場 |
| 休暇・休日の取りやすさ | 12.4% | 「希望休が取りやすい」「有給が自由に取れる」など、柔軟な休暇制度 |
働く人々は、単なる金銭的報酬だけでなく、「時間的余裕」「精神的余裕」「関係性の良好さ」といった、メンパを維持・回復させるための環境を強く求めていることがわかります。
《今後の展望》
ディアスタッフでは、「メンタルパフォーマンス(メンパ)」に関する意識調査を通じて、最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくり「心の余裕を守ること」が、高い生産性と創造性、定着率の向上に繋がるものと信じています。
また、スタッフ一人ひとりのライフスタイルや価値観に合わせた、多様な働き方の選択肢を提供しています。人材派遣サービスだけでなく、人材紹介サービス(DIA AGENT)を通じて、安心して長期的に就労することができる正社員への転職支援などを積極的に取り組んでまいります。
《会社概要》
| 会社名 | ディアスタッフ株式会社 |
| 設立 | 平成29年5月 |
| 代表取締役 CEO | 眞野 俊輔 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 本社所在地 | 〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町11-1 パシフィックマークス川崎 6F |
| 九州支社所在地 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目2-22 エイトコード博多駅前ビル305 |
| 事業内容 | 労働者派遣事業・有料職業紹介事業・キャリア支援サービス |
| 労働者派遣事業許可番号 | 派 14-301512 |
| 有料職業紹介事業許可番号 | 14-ユ-301205 |
| 電話/FAX | 044-201-1435 / 044-201-1436 |
| 《連絡先》 ディアスタッフ株式会社 MAIL:dia_pr@diastaff.com URL:https://diastaff.com/ |